「不倫をした夫を私は絶対に許せない!」
そう考えて離婚を選択する女性は少なくないかもしれませんが、その選択は本当に正しいのでしょうか。
中には夫の不倫の証拠を集めて、離婚時に自分に有利になるように努力する女性もいるようです。
早まって離婚を考える前に、その選択が本当に間違っていないのかをもう一度考えてみてください。
ここでは専業主婦として結婚生活を送ってきた女性が、夫の不倫が原因で離婚を選択した場合に何が起こるのかをまとめてみました。
1.収入がゼロ円になってしまう?
離婚することによって失うものはいろいろとありますが、その中の一つに毎月の収入があります。
これまでは夫のお給料で生活してきた専業主婦の場合、収入を得ることで頭を悩ますのではなく家事に専念できてきたかもしれません。
離婚をすると夫のお給料がなくなるのですから、当然毎月の収入もゼロになります。
夫の不倫による離婚なら、慰謝料はある程度受け取れるかもしれませんが、思っているより少ない金額かもしれません。
芸能人や資産家であれば別ですが、一般的なサラリーマンの夫から受けられる慰謝料は50~100万円程度というのが標準的な金額です。
新たな住まいを借りる敷金や礼金、家賃、引越し費用、家具・家電などの費用を合計すると、100万円程度は必要になるので大きな助けにはならない可能性があります。
結婚前から持っている個人の貯金があるか、実家のご両親や兄弟姉妹、友人などの頼れる人間が身近にいないと生活に困るケースも出てくるでしょう。
2.仕事がなかなか見つからない?
結婚から現在に至るまで仕事をした経験のない女性の場合、離婚をキッカケに仕事を見つけようと思っても簡単にいくとは限りません。
昨今の不景気という状況では、新卒の学生ですら就職できないケースも見られます。
過去に仕事の経験や実績がない、就職に役立つような資格を持っていない、年齢的に多少のハンデがあるという女性が仕事を見つけるのは難しい部分があるのです。
アルバイトやパートであればチャンスがあるかもしれませんが、収入が低く抑えられてしまう場合が多いので生活は厳しくなるでしょう。
これまでの貯蓄だけで生活していくには限界があります。
離婚後に新たな男性と再婚するのであれば別ですが、専業主婦であった女性が自立して働いていくのには困難が伴う可能性が高いといえるかもしれません。
3.孤独な老後になる可能性は?
専業主婦であった女性が若くして離婚した場合、一般的には再婚する可能性が高いといわれています。
しかし、ある程度の年代になると家族や親族などの周囲の事情や、出会いの場などの環境が整っていないなど影響もあって、再び結婚する可能性は低めだというのが現状だそうです。
強い意思と行動力があれば再婚も可能ですが、なかなか実現できにくいという状況があるのは確かかもしれません。
もし再婚という結果にならなければ、一人寂しく年齢を重ねるという場合もあるでしょう。
専業主婦だった女性の離婚後の生活は、決して楽しいことばかりではありません。
夫の不倫を許すか許さないかを決める前に、離婚後の生活を考えるヒントにしてみてください。
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